文化幼稚園見学

幼稚園見学の目的

我が家の長男が来年度から幼稚園への入園を予定しているので候補の園へ見学に行きました。第1弾が『学校法人 文化幼稚園』です。今後、第2弾・第3弾と比較できるように記録していこうと思います。

文化幼稚園の様子

1.教育方針

1)生活教育 幼児期にふさわしい豊かな環境を用意し、生き生きとした子どもたちの活動を通して、基本的な生活習慣を身につけていけるよう生活指導を行います。食事・排泄・着脱衣・言葉・挨拶…当たり前のことを当たり前にできる子どもたちを育てます。 2)人間教育 幼稚園という集団生活の中で、子どもたちの素直な心を引きだし、人の心を大切にする態度を育てます。人に対しての感謝の気持ちを持つこと、親切にすること、ルールを守り皆と協力し助け合うこと、そして皆で考え、皆で喜べる子どもたちを育てます。 3)創造教育 物事に対して興味や関心を持ち、意欲的、創造的に取り組む力を養います。人の話をよく聞きくこと、自分の意見を話せること、体を動かすこと、頭で考えること。そのような活動を通して新しいものを造り出す、そんな子どもたちを育てます。   http://www.bunka.ed.jp/
これら3つの教育方針を元の指導・教育を行なっているそうです。短い見学時間で感じ取れた感想を話していこうと思います。 まずは、1)生活教育についてです。年少、年中、年長とレベルに合わせてできることと教えることのプランニングとあり、見学時のご説明でもしっかりと伝わってきました。また1クラスに1人の担任の先生が請け負っていると伺い、とても大変であるのにも関わらず子どもたちは手洗いや給食の準備、「いただきます」を楽しそうに行なっている印象を受けたので関心しました。 次に、2)人間教育についてです。子どもたちは規律正しく一緒に来て、ヤンチャに走り回っていた我が家の長男と次男に階段付近で「危ないよ!」と声を掛けてくれて微笑ましい光景を目の当たりにしました。優しい気持ちを育めているように思えました。 最後に、3)創造教育です。短い見学時間のため、はっきりとはわからないが感想となります。年少さんの教室内に掲示されている絵やおりがみを見るとそこそこ完成度の高いものが飾られていたので、これから年中、年長に上がるにつれどんどん創造性を刺激してスキルアップするのかなと感じました。

2.セキュリティ

今のご時世では当たり前ですが、しっかり門に施錠がされておりました。憶測になりますが今回私たちは前もって見学のアポイント取っていたためスムーズに入園することができたのですが、アポなしでは解錠してもらうことはできないと思います。憶測なのでわからないですがむしろそうであってほしいですね。

3.バス

よく見る幼稚園バスでした。今話題になっている「幼稚園バスの閉じ込め事故」が気になり様子を見ていました。園からは少し離れたところに駐車場があり、ふとしたタイミングでの確認は容易ではないと思いました。コストの問題があるかと思いますが、かけがえのない子どものいのち守るためにココだけではなく全国的にもう一歩踏み込んだ対策が必要と感じました。

4.園庭

1).広さ                                             「広くもなく、狭すぎるわけでもない」が正直な感想です。子どもたちの目線と大人の目線は違いますから子どもにとっては広く感じるのかもしれません。しかし運動会の場合はかなり手狭になるのかと思います。運動会は現在、コロナ禍で文化幼稚園で行っているようですがコロナ以前は波除小学校で行っているそうです。 2).遊具                                        (1).ブランコ                                         子どもがケガをしないように工夫された作りになっていました。座面の板がかなり低く設定されており、たとえ落ちても重大なケガに繋がることは無いでしょう。さらに座面の板にはタイヤが連結されており、地面スレスレのため挟まれ事故のリスクも少ないでしょう。 (2).すべり台                                             ジャングルジムと同化しているタイプの遊具です。登口は①階段 ②ネット ③螺旋状の登り棒の構成で出口のすべり台は2ヶ所で①螺旋すべり台 ②直線すべり台(砂場直結)となっていました。 (3).ドーム型遊具                                         ドーム型の遊具で潜ったり、かくれんぼに最適な遊具かと思います。ドームの頂上は低くケガをしないような配慮が伺えます。 (4).砂場                                           見学の前日は豪雨だったため、ブルーシートで養生されていました。詳しくは分かりませんがやや大きめの砂場の印象です。さらに砂場を囲うようにブドウの木や葉っぱが生い茂っていました。ブドウの木の働きで砂場のエリアは日陰になり、夏場の強い日差しから守ってくれるでしょう。ブドウは子どもたちも食べれるそうです。 (5).螺旋のすべり台 ※使用していない?                             園舎の3階から1階へ向けて螺旋状のすべり台がありました。鉄格子が設置されていたり、サビの状態から現在は使用していないのだと思います。設置当時はスリル満点で人気があったのかなぁと思ったりしました。個人的な感想としては螺旋状とはいえ急勾配で一般のすべり台と変わらず肩甲骨から上はフリーな状態なので落下しやすく怖い印象でした。こういった不安全の構造から使用しなくなったものと推測します。

5.教室

机や椅子が綺麗に並べられ整理整頓が行き届いていました。子どもたちは自分の荷物をロッカーにお片付けており。ココにも教育方針が反映されていると感心しました。掲示されていた作品はどれも個性があり、可愛らしく微笑ましい光景でした。

6.給食

残念ながら当日の献立を見ることはできませんでした。代わりに献立の予定表は拝見できました。子どもたちが苦手そうなものもありましたが、年中・年長さんになるにつれて食べれるおともだちが増えていく影響もあるため、自然と食べれるようになると伺いました。

7.子どもたちの雰囲気

愛想がよく、あいさつや手を振ったりしてくれました。中にはコップを自慢してくれる愛嬌たっぷりの園児もいました。とても元気でいきいきとした様子です。

8.先生方の雰囲気

【クールアンドビューティ】                              「フレンドリーに接する」と言うより「規律正しくメリハリをつける」があっていると思います。個人的には少しドライに感じてしまいました。短い見学なので深いところまではわからないです。
 

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